-AVICII アヴィーチー-
AVICIIを知らない人でも彼の曲は耳にしたことはあると思います。
もしあなたがAviciiを知らないのであれば、この記事をきっかけに知って頂きたいです。
AVICII▲▼
スウェーデン出身の音楽プロデューサー
本名 Tim Bergling
1989-2018
AVICIIの原点はこの曲から始まりました。大ヒットし、一晩でAVICIIの名を全世界に広めた曲です。
Levels
DJやクラブミュージックがここまで認知されたのもAVICIIが道を切り開いたではないでしょうか。
Aviciiは 2008年にPete Tongが制作するコンクールで優勝し、Levelsで大ヒットしました。
2013年にULTRA MUSIC FESTIVALでカントリー・ソング「Wake Me Up」を披露し、これまでのエレクトロニック・ダンス・ミュージックの可能性を打ち破りました。
2015年はAVICIIにとってピークな年だったはずでしたが、あまりにも多くのストレスを抱え、活動休止しました。
8か月後の2016年の3月に、AviciiはULTRA MUSIC FESTIVALで再びプレイしましたが10日後、彼は引退を発表し、イビサで2016年8月28日の夜、 最後のショーを演じました。
AVICIIの曲は、フェスやクラブでは皆が盛り上がれる定番の曲が多いです。
ですが歌詞を見ると深いことが書いてあったりします。
私はAVICIIが亡くなって以来、曲を聞くと切なくなるようになってしまいました。
アップテンポな曲も多くあるけど、人生を経験し尽くして何かを悟った人の寂しさ的なものを感じてしまいます。
Wake Me Up
Avicii - Wake Me Up (Official Video)
AVICIIは人前にでて注目を浴びるのがあまり好きではなく、Tim(AVICIIの本名)は寡黙で内向的な性格で、世界中に認知されているAVICIIとは相反する人物でした。
DJという職業は、人前にでて観客を盛り上げるアーティストであり、更に彼はプロデューサーなので一年中次の楽曲制作について考えなければならず…Timにとっては相当なプレッシャーだったようです。
世界中を飛び回り、各地のクラブで朝の2:00から人前にでる生活が毎日数年間も続いていたとのこと。
AVICIIの内向的な性格でそんな日々に耐えられるはずもなく、徐々にTimの中で何かが狂っていったんだとおもいます。色んな感情が溜り、それをうまく消化できなかった。
大衆に殺されてしまった人だと思います。
Dear Boy
個人的には一番好きな曲です。
Avicii - Dear Boy (Lyrics video)
Nicky Romeroとの共作です。
I could be the one
Avicii vs Nicky Romero - I Could Be The One
AVICIIが亡くなった日は、朝起きてニュースを見て衝撃を受けたのを覚えています。
嘘だと思いました。インスタグラムを見てもTwitterを見てもDJもファンも皆がAVICIIの追悼をしていました。
AVICIIに影響されてDJを始めたKygo
CoachellaでAVICIIの曲をプレイ、Kygoが泣いています...。
KYGO Avicii tribute Coachella 2018 4k "Without you" R.I.P. full set
スウェーデンではAviciiを偲んだ集会がありました。
今年の5月にEDCに行った時も、AVICIIの追悼が。この場にいましたが、今見ても悲しくなります。
AVICII tribute at EDC festival 2018 JAPAN
今年のULTRA JAPANでも色んなDJがAVICIIの追悼をしていました。
AVICIIが生きてる時にULTRAに行けていたら…
もう二度と体験できなくなってしまいました。
AVICIIの死があってから、後悔しないように生きようと決めました。
経験したいことを経験しておく事、行きたい所に行く事、会いたい人に会う事、伝えるべきに伝える事や、頑張るべきに頑張る事
亡くなってから4ヶ月、家族の意向の元、思い出、写真、メッセージを共有する公式メモリアルサイトが公開されました。
誰でも簡単に思い出をこちらから投稿できます。また世界中から寄せられている投稿も見る事が出来ます。
公式メモリアルサイトには
“Tim created music that brought people together with timeless memories from all over the world.”
“We created this space so you could share your memories with all of us and let the world know what Avicii meant to you.”
“His music and your memories are forever.”
“ティムは世界中から、人々を結集させる音楽を作り出しました。”
”私たちは、あなたの思い出と共に私たち全員とそれを分かち合い、Aviciiという人物が何を意味するのかを世界中と共有する為に、このスペースを作りました。”
“彼の音楽とあなたの記憶は永遠です。”
とあります。
読んでいただき、ありがとうございました!
Aviciiの傑作ともいえるアルバム