11/9公開、伝説のバンドQueenの映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観てきた。
公開前から目をつけており、公開翌日に六本木ヒルズのTOHOシネマズで「ボヘミアン・ラプソディ」を観てきました。
(六本木ヒルズのTOHOシネマズでは、実際に映画で使われた衣装が置いてあります。)
中学1年生以来Queenが好きで、当時は特に"Killer Queen"と"Show must go on"をよく聞いていました。特にギターのブライアン・メイとドラムのロジャー・テイラーのファンでした。
リードボーカルのフレディ・マーキュリーはHIVによる肺炎ため亡くなってしまいましたが、残りのメンバーは現在も生きています。(もうおじいちゃん)
「ボヘミアン・ラプソディ」の試写会の際もブライアン・メイは来日していた様です。
中央: フレディ・マーキュリ(リードボーカル)
中央上: ブライアン・メイ(ギター)
左: ロジャー・テイラー(ドラム)
右: ジョン・ディーコン(ベース)
Queen(クイーン)
まさかQueenを知らない人はいないと思いますが、念の為に。
1973年にデビューし、イギリス・アメリカ・日本を始め世界中で大ヒットした、ロックバンド。
1991年にフレディ・マーキュリーが死去してしまいましたが、以降もQueen名義で活動は続けており、2001年にはマイケルジャクソンやエアロスミスと共にロックの殿堂入りを果たしています。
有名な曲に"We will rock u" ,"Bohemian Rapsody", "Don't stop me Now", "We Are The Champions"があります。(絶対に一度は聞いたことがあるはず)
きっかけは「10分間走」
体育の授業の一環で校庭200メートルを10分間で何周できるかを競う「10分間走」がありました。
その時のバックグラウンドミュージックがQueenの"Bicycle Race"だったのです。
始めて聞いた時にビビビッときました。ボーカルの綺麗でとっても良く伸びる声、コーラス、ギターのロックなサウンド、、もうビビビッと来たんです。
何故その曲がQueenというバンドの"Bicycle Race"という曲と突き止めたかまでは覚えていませんが、他の曲も聞きたい!と思い、ツタヤに行き、洋楽のコーナーで"Queen Gratest Hits" 青ジャケと赤ジャケを買い、聞きあさりました。
何言ってるかわからないので英語を調べたり、発音を真似して得意げに歌っていました。
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(青ジャケはこちら。赤ジャケが今は見当たらないです)
母も中学時代にラジオでQueenを聞いていたようで、当時はベトナム戦争配下で、母親は沖縄出身でアメリカ人に囲まれて育ったので、Queenをもろに感じていたといいます。
当時はこんなにQueenが有名になるとは思ってなかったらしい。
ボヘミアン・ラプソディ
フレディ役の俳優ラミ・マレックがまず凄い。
フレディ・マーキュリーの立ち居振る舞い、マイクの持ち方、身体つき、喋り方まで本当にそっくりでフレディ・マーキュリーの姿を完全に投影して観ていました。
(こちらはラミ・マレック)
(こちらはフレディ・マーキュリー)
映画は、フレディ・マーキュリーがQueenのバンドのリードボーカルとして成功するまでの経緯と、バンド成功の背後にあった孤独についてフレディ・マーキュリーがとても繊細的であったことが描写されていたと思います。
私自身もQueenのファンですが、Queenのパフォーマーとしてのフレディ・マーキュリーしか今まで知らず、フレディ・マーキュリーの人生はあまり知らなかったので、映画を通してフレディ・マーキュリーの人間性や人生を知ることができて良かったです。
自分を支え続けてくれた恋人メアリーに対する感情と自分のアイデンティティ(セクシュアリティ)の長い葛藤や、
バンドの人気と共に関わる仲間、生活も淫らになり破滅していく様子、グループから見放された孤独、Queenのパフォーマー「フレディ・マーキュリー」としての孤独が描写されていたと思います。
伝説の「ライヴエイド」最後の21分間
HIVに感染し、フレディ・マーキュリーは自らを悲劇の主人公として扱われるのを嫌い、同情を求めませんでした。
残された人生は、世間が求めるQueenのパフォーマーとしてのフレディ・マーキュリーを生きることに捧げ、ライヴエイドへの出演を決めました。
ライヴエイド(LIVE AID)は「1億人の飢餓を救う」というスローガンの下、「アフリカ難民救済」を目的として、1985年7月13日に行われた、20世紀最大のチャリティーコンサート。「1980年代のウッドストック」とも一部でいわれていたが、その規模をはるかに超越したものとなった。
伝説の「ライヴ・エイド」のパフォーマンスは臨場感溢れ、本当にウェンブリースタジアムにいて観客の一部としてライヴに参加しているようでした。
最初のボヘミアンラプソディ〜最後のショーマストゴーオンまで涙なくしてはとても見られず。物凄く映像に引き寄せられた21分間でした。
上映後は観客席から自然と拍手が。
後でライヴエイドのオリジナルの動画を見たのですが、フレディ・マーキュリーの立ち居振る舞い、視線、パフォーマンス、ピアノの上にあるジュースの空き缶の置き方まで全部同じでした。ここまで再現しているのは本当に凄い。
フレディ・マーキュリー役のラミ・マレックは役作りに1年かけたそう。
本物のライヴエイドの映像
Queen世代の方は楽しめる映画であること間違いなしだと思います。
Queenを知らない方は、Queenについて知ってからみると良いと思います。
Bohemian Rhapsody by Queen FULL HD
読んで頂き、ありがとうございました!