外国人同僚からよく聞かれること3つ
みなさん一昨日は、台風は大丈夫でしたか?😥
風が強すぎて窓ガラスが割れるんじゃないかと思いました。。
今日なんですが、たまには音楽以外のこともぼちぼち書きたくて。
最近グローバルの同僚に「よく聞かれること」があるので、
今日はそれに関する私の考えを書きたいと思います。
ちなみに少し長めになります。時間ない人はあとで読んでくださいね♪
(いつの日かの出社前のコーヒー@Downstairs coffee_乃木坂)
目次
私はいわゆる外資系のIT企業で働いていることもあり、
社内に外国籍の方が多くいます。
場所を言うと、特定されるので場所はかけませんが。。。
外資系とはいえ、英語が喋れない方も多くいるので、
私のプロジェクトには通訳さんもいます。
コミュニケーションや会議は日本語や英語で行われることが普通です。
ITのシステムや業務バリバリの話だと、日本語で業務や背景をまずインプットする必要がありますが、
私は英語に苦手意識をあまり持っていないので、
日常会話、背景が分かるのであればビジネスの英語も理解はできます。
(まだまだ分からないことは多いですが。)
最近仕事やプライベートを通して、グローバルの同僚によく言われることがあるんです。
ほんとうによく聞かれるので、私なりの見解を備忘の意味もこめて書きたいと思います。
聞かれることその1
・日本人は働くために生きているのか?
これね、言われてもまあしょうがない。歴史を見ても確かにその通りよって感じですね。
だって8:00-9:00にきて、夜の20:00くらいまで働いていますからね。
20:00上がりでも全然早い方だなあと個人的には思いますが。。。
プロジェクトが過渡期で今は22:00〜23:30が普通になってます。。(やばい)
なんとなく、
外国人は早く仕事を終わらせて、家に早く帰り家事を手伝い、子育てに協力する。
(特にヨーロッパとか)といったイメージを持っていませんか?
確かにそのイメージはあっています。概ね正しいと思います。
でも彼らってどうしてそれを実現できているんですかね?
私は、ドイツ人の友達に聞きました。
私「日本人は確かに働きすぎだけど、ドイツではどうなの?働きすぎな人は一人もいないのか?」
ドイツ人
「もちろんいるよ。7:00にきて19:00まで働いている人とかいるよ。
でも普通は6:00とか7:00に会社に来て、15:00とか16:00に帰るのが当たり前だよ。
その後、ジムに行ったり、ご飯を食べたり、プライベートの時間があるんだ。
少なくとも7:00に来て、19:00に帰る人なんてレアだし、私はそんなことしたくない。」
→実働時間8時間〜9.10時間
始業時間が早いだけで、働いている時間は変わらないです。
「日本では、早くても8:00か9:00が始業だよ。」と返したら、
「遅すぎる!」って言われました。
実働時間は世界共通で8時間と変わらないけど、
開始時間が遅いから終了時間も遅くなる。
日本の始業時間9:00って世界的に見たら遅いんだ。。
これ私も全然知らなかった、、、
この話をしった後「よし!私も早く来て早く帰る!」と意気込んだ私は、
早速実践してみました。
・1日目
会社までは1時間15-20分程かかるので、5:30に起き、5:45に家を出る。
7:00に会社に着いて、遅くても18:00前に帰るという生活に切り替えてみました。
(おいおいそれでも休憩抜いて10時間労働。。笑 16:00で帰るのはさすがに厳しい。)
結果は惨敗。生活を切り替えたなんてとても言えませんでした。。。
7:00に会社に出て仕事を始めます。
始業までの2時間は仕事がとても捗ります。
しかーし!忙しくなり始めるのは、11時とか午後を過ぎてから。
更に、コミュニケーションをとりながら仕事をしたほうが、一人で仕事をしているよりもなんか効率がいい!!
午後は会議だったり、チームのタスクに従事したり諸々の作業であっと言う間に18:00。
18:00を過ぎても仕事はなお終わらず、普通に20:00過ぎる 。流石に帰るよ。
はい、これでもうすでに昼の1時間抜きで12時間労働です!!マジ無理。
クタクタになった1日目ですが、
気持ちを切り替えて、家に帰り筋トレして
とっとと寝て2日目も頑張ってみました。
・2日目
5:30に起きて、7:00に会社。終わるの20:00。
いくら若くてもね、2日でまる一日24時間労働ですよ。さすがに疲れてしまいました。
15:00とか16:00に帰れたらこの法則は成り立ちますがねー。
始業時間が9:00当たり前の日本で、「早く来て早く帰る」を実現するのは私には不可能だと思いました。
早く来ても仕事始まるのは人が来てからだし。
しかもなんか人といた方が仕事が早いんですよね。。
とはいえ、早く来て早く帰るがいいのに越したことはないです。
明るいうちに帰れるのって心持ちが全然違うんですね!!
私がベストな働き方だなと思うのは8:00に来て、18:30に帰る。
(それでも9時間半労働か。)
聞かれることその2
・日本人は資料作成ばっかりしているよね、なんで?
これに関しては私はIT業界からの観点でお話させてください。
それとまだ2年目なので、経験が浅いですが私が感じることを書かせていただきます。
・日本人のプロジェクトの進め方
とても計画的です。
フェーズ事に100%の成果を重視する。
資料がとっても重要。
・外国人のプロジェクトの進め方
出来が80%であればオーケー
重要なのはスピード。早く進めて早くミスを見つけて、納期までにそれらが改善できればいいと思っている。
・日本人の良いところ
完璧主義なところ。顧客に信頼されやすい。
・日本人の悪いところ
全てにおいて、100%を求められるので後戻りが発生したときにリスクが大きい。
納期に間に合えばいいけど、間に合わなかった場合破滅する。
資料作成に異常に時間かけすぎ。
いろーんな資料作ってるけど、口頭で済むものもあるし、それ作ってる間に何か他の仕事終わるんでないの?
・外国人の良いところ
失敗してもリカバリーが早い。
そもそも最初から100%求めてないので、納期までに何度もトライエラーを繰り返してベストなものを提供できる。
技術力のレベルが普通に高く経験値が違うので(彼等は色んな大学やら複数の会社で経験積んでる)
これまでの経験をベースに物事を考えて提案したりしてくるので100%を求めていないのは言えど、適当ではない。
・外国人の悪いところ
このフェーズでその意見持ち出す?ってことがあった→チーム全体にインパクト大。
基本自己中心。
日本人の方が、自分のタスクに忠実でそのタスクがチームやプロジェクトにどう影響を与えるかに対して責任感が強い気がする。
(余談:私の好みのオフィス服)
あとは会議ですねー
ちなみに外国人は時間守らないとか言うけど、しっかり開始時間も終了時間も守りますよ。
むしろ日本人のほうが無駄な会議多くない?と思います。
だらだらテーマも決まらないまま会議続くし。終了時間過ぎてるじゃん!
あれ、それさっきも話したよね?
外国人がこの会議スタイルにうんざりしているのは聞きます。
聞かれることその3
・自分の意見をはっきり言えないのか?
はい、しょうがないですね。
日本は「雰囲気」「あ、うんの呼吸」だったり和を
どこの国よりも重んじてきた国だと習ったし、実際そうです。
出る杭は打たれる。
ですが、自分のやり方通りに事を進めていきたいのなら主張はマストだし、
外国人と関わる機会があるなら、意見がないのはNGですね。
日本から外に出て外国の知らない土地で生活すると、意見がないことに対して、
1.相手にけちょんけちょんに言われる
2.自己主張ができなかったために損したり、後悔
したりします。
私はドイツ人にもスペイン人にもアイルランド人にもけちょんけちょんに散々に言われましたよ。
「なんでいつもYESばっかりなの?」と。
いやいや君たち(特にスペイン人)は、自己主張ばっかりして他人の意見を聞かない、私はYESだと思っているからYESと言っている。どうしてそれがいけない?と言い返しましたよ、余りにも言われすぎてね。。
本当にうるさかったです。意見言っているんだよ、こっちは。
それから後悔したことは、
強く相手に言い返せなかったためにお金をだまし取られた事です。
それを友人に言ったら「なんでその場でパンチしなかったんだ!」と言われました。。
確かに。いやでも何かあったら恐いよ。
まとめ
ホストマザーに社会人になる前に言われたことで強く覚えていることがあります。
「できなくてもできると言いなさい。自信を持ちなさい。」
たまにこの言葉を思い出します。
実際、自信がないよりあるように見せたほうが信頼されるし、
できなくても後からできるようにすればいいし、マイナスには絶対働かないんですよね。
自信を見せたり、自分の意見を言えるっていうことは、恋愛にも仕事にも、どこでも使える技といいますか、ライフハックのようなものです。
仕事の進め方に関しては、ここは日本なので日本のやり方に倣うしかないですが、
どっぷり日本流に浸かってしまうのはまずいと個人的には思います。
日本はだいぶ特殊な国です。
日本とアウトオブ日本の両方の視点をもって人生を生きていきたいなと思います。